花輪 宿場から周囲の鉱山によってとして栄えた町並み

秋田県
鹿角市
花輪
上花輪





交通
JR花輪線鹿角花輪駅下車






花輪





2016.08.20

秋田県北東部、鹿角市の中心市街地。鹿角は現在秋田県だが、明治初期まで陸奥国陸中、つまり現在の岩手県に属しており、江戸時代は盛岡藩の代官所が置かれていた。また、津軽街道の宿場町としても栄え、毎月6回市が立つ六斎市の町でもあった。一方、古くから多数の鉱山のある地域で、中でも尾去沢鉱山から産出された金や銅は、古くは奈良の大仏や平泉中尊寺に使用されたいわれ、江戸時代には幕府の御用銅としてオランダとの南蛮貿易にも使われていたという。
花輪ばやしは、毎年819,20日に行われ、鹿角市の夏の終わりを告げる行事で、日本三大ばやしの一つに数えられている。

花輪の町並み
旧関善酒店は、明治38年建築の木造、一部三階建ての建造物。三層からなる木組みの吹き抜けが見事な母屋は、登録文化財となっている。
花輪の町並み
花輪の町並み
多雪地域らしく「こみせ」というアーケード空間が作られる。
花輪の町並み

花輪の町並み
花輪には随所に伏流水による共同井戸がある。

 
花輪の町並み
花輪の町並み
花輪の町並み
新しい町並みにも「こみせ」空間が形成されている。

花輪ばやしは、毎年819,20日に行われ、鹿角市の夏の終わりを告げる行事で、日本三大ばやしの一つに数えられている。

朝市が開かれる場所(左下)
参考資料 リンク
鹿角市

参考文献