2014年冬。この冬はむっちゃ寒い。そして、暮れが来てしまいました。なんと昨年に引き続き9連休。ならば遠くに行きたいが、娘が受験勉強しているので親父だけ旅には出られぬ。
2014.12.27
初日は神田三崎町を徘徊しました。明治期に三菱岩崎家が丸の内と一緒に払い下げを受けた土地で、当時の都市計画が残っていました。
そして、二日目は、墓参りの後にぶらりと埼玉県秩父地方へのクルマを走らせた。埼玉県で残している三カ所をつぶすために。。。
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神田三崎町 |
吾野(埼玉県飯能市)
2014.12.28
飯能と秩父との間にある吾野という町から。ここは、旧秩父往還の宿場町で、現在の国道299号線から旧道が分かれています。国道299号線といえば、今まで何十年も何十回も通りすぎてました。ここに古い町並みがあったとは、不覚でした。
町並みは切妻平入の典型的なものですが、出桁造りがここまで連なっているのは壮観です。中には二段出桁もありました。下見板張りの洋館が組み合わさった家もある。お医者さんかな?
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二段出桁造りの民家 |

洋館が組み合わさった民家 |
小鹿野(埼玉県小鹿野町)
2014.12.28
小鹿野。一年半前に来た時、日暮れ前で慌てた取材だったんで再訪です。
かなり見落としていたんではないかと一通り歩きましたが、一年半前も全く同じルートを歩いていました。
今日はもう一カ所予定しているので、日暮れが気になり足早です。でも、改めて見ていい町並みだと思いました。
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小鹿野の町並み |

軒の梁と垂木の端部が白く塗られていて美しい |
贄川(埼玉県秩父市)
2014.12.28
最後は秩父甲州街道の旧贄川宿。秩父鉄道終点の三峰口駅に近い。
この国道も何十年何十回通ったことか。旧道に入ってビックリです。あったんだぁ。
古い町並みとして純度が非常に高い!こりゃ立派です。
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贄川の町並み |

贄川の民家 |
石下(茨城県常総市)
2014.12.30
埼玉県がすっきりしたところで、関東の別の県もつぶしたい気持ちが沸々と湧いてきてしまった。30日はいらかぐみの太泉さんに声かけたら同行できますよという。練馬でいらかぐみ太泉さんを乗せて常磐道を東へ。谷和原ICで降り、国道294を北上します。道路は凍結しているし、辺りは濃霧。注意しながら運転しなければなりません。
石下(いしげ)。濃霧の中、周りが全く見えませんが、幻想的な町歩きとなりました。本石下と新石下それぞれに造り酒屋がありました。
新石下の交差点に一風変わった看板建築。通りに対して45度に面してる。両方向から見て目立つことを意図したのかな。
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本石下の町並み |

新石下の町並み |
下妻(茨城県下妻市)
2014.12.28
隣町の下妻を探ってみました。古い町並みは、南北の県道334号線の上町商店街に見られました。切妻平入の商家、石蔵等の建物が見どころ。中には側面(妻面)に銅板鱗(うろこ)張りをあしらった建物もありました。
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下妻の町並み |

下妻の銅板鱗張りの家 |
須釜(茨城県石岡市)
2014.11.24
次は筑波山の周りの集落です。筑波山の周りは何度も訪れてますが、二三残っている。 西の麓の沼田は、かつて筑波鉄道の終点だっ街で、長く登山観光の玄関口でした。ところが古い町並みはなく、造り酒屋1軒を訪問するだけ。
街が拡大するとともに海岸線が埋め立てがられて、港も北へ北へと移動していますが、ここが最も古い港。
そして、かつて連絡船の港があった場所が中心部です。ここも古くに埋め立てられた平地に家々が密集。
となれば、遊郭もあったろうと探索しますが、それらしきは見当たりませんでした。
古い街の丘の上にある神明社。伊勢神宮の式年遷宮を終えた古材が運ばれて建立されたとか。さすが伊勢湾三河湾。伊勢との関係も深いのです。
さぁ、丘に登りましょう。路地また路地の漁村集落。かなり興奮しました。
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篠島の町並み |
篠島の造船所 |
篠島 旧船着き場周辺の町並み |
篠島 旧船着き場周辺の町並み |
篠島 東海岸側の集落の町並み |
篠島 佐久島とは対照的なカラフルな板壁 |
有松(愛知県名古屋市)
2014.11.24
島旅を終え、名古屋市有松へ。町並みWeb 集団「いらかぐみ」のミニオフ会に参加です。私の執筆した書籍の出版祝いで集まってくれました。
このお店でランチ飲み会。結構のみました。
その後、有松の町並みをみんなで散策。名古屋市内でありなが、良くぞ残っているものだと改めて感激しました。
有松での「いらかぐみ」ミニオフ会
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有松での「いらかぐみ」ミニオフ会 |
有松での「いらかぐみ」ミニオフ会 |
有松での「いらかぐみ」ミニオフ会 |